GRADO(グラド)のヘッドホンSR325e!

色々変なあだ名が付いているこのロックファン御用達のSR325e、
そんなじゃじゃ馬SR325eを乗りこなせるか!
GRADO(グラド)のSR60eを気に入った私が、次なるSR325eをレポートします。

目次

【音の特徴】

試聴盤としてエアロスミスの最高傑作「ROCKS」(ロックス)を選びました。

一曲目の「BACK IN THE SADDLE」ドロドロとした魅惑的なベースとドラムの後に、
スティーヴン・タイラーのボーカルがさく裂します。
何度聴いてもわくわくする瞬間です。
SR325eは、解像度も高く細かい音も拾ってくれます。低域のベースの音の輪郭も、くっきりとした表現です。ドラムのバスドラの音はというと、バスっとしたキレのある音がスタジオの奥にすっと気持ち良く抜けていくという具合です。
SR325eの高域は、ちょっと金属的できんきんしますが、それが耳に刺さるような音ではなく、美しいと思えるようなきらきらとした音です。
買った当初は、その高域が痛い感じがありましたが、100時間のエージングが終わると、不思議に美しい音へと変わります。
音場は広くありませんが、音のピントが合っているので不快感は全くありません。
なお余談ですが、あの美しいリヴ・タイラーがスティーヴン・タイラーの娘だなんて、人類最大の謎です。そして、母親のビビ・ビュエルは、スティーヴン・タイラーのあと、
トッド・ラングレンと一緒になるなんて、男を見る目がありすぎです!

【装着感】

耳に当たるスポンジは、ゴワゴワした感じです。

ケーブルが太くて硬い8芯UHPLC(無酸素銅線)なので、取り回しは苦労しますね。
見て分かるとおり、可動部分は少ないので長時間の試聴には向かないでしょう。
ただ、ヘッドパッドを頭の頂点にくるように装着すると、あら不思議ちょっと快適に使用できます。

【スペック】

カタログスペックは、ご参考程度に

形式:オープンエア
周波数特性: 20~24,000Hz
エアチャンバー:無共振アルミ合金
ダイアフラム:排気型
ダイアフラム口径:40mm
周波数特性:20~24,000Hz
チャンネルバランス:0.05dB
インピーダンス: 32Ω

インピーダンスが32Ωなので、ウォークマンでも十分な音量がとれます。

【最後に一言】

やはり、ロックを聴くならやはりこれでした!
輪郭がはっきりとした低域、ちょっと温かみのある中音域と輝くような高域、そしてその音が爽やかに抜けていきます。
ベースがきいたブラック・ミュージックにも合います。
頭の上からきらきらとした星が降り注ぐような音が、快感になります。
ただ、クラシックを聴くと、ピアノの音が金属的になり、弦楽器の音はシンセサイザーの音の様に聴こえます。
耳を刺すような刺激的な音はあまりしないので、この製品を造った方尊敬します。

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この記事を書いた人

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